タルトは、どんなに頑張ってもタルトである。 キルフェボンでも、そこらへんで買ったタルトでも、タルトはタルト。
台座にフルーツを乗せて変わったコラボで、出来上がり。
生地の良し悪しは、そこまで感動するほど大差ないと思う。
つまり、タルトの上に乗っている材料で決まると思う。
実際食べて世の中が絶賛するほど本当に美味しいか私的に検証^^;)
世界的に有名なタルトは美味しい!
でも、結論から言うと・・・
キルフェボンは世間で騒ぐよりもっと普通だと思う・・けど、食感のコラボだけは最高だと思う。 黒豆タルト。
食感は◎!!
黒豆がそのまま入り、豆食べてますって感じ。笑
(そのままですね)
そして、タルトの生地に蕎麦の実を練りこみ、香ばしく食感もプチプチサクサク。 この食感が味わえるタルトは少ないなあ・・
香ばしいので香りのコラボも上出来です!
でもね・・・
凄く残念な事が。
タルトはやはり正統派タルトにしておかないとね。
というのも、スポンジが凄く美味しくない。
このスポンジさえなければ・・・という素直な感想^^;;
食感と香りはいいのに、スポンジが全然ダメでした。
パサパサしているのは何故?という疑問。
あと、私の中でタルトの生地はサクッとフォークかナイフで切れる硬さを言うのですが・・
硬いタルトもありますが、それは直径5cmほどの本格的な一口タルトであり、ワンホール30cmのタルトで作るべきものではないと。
(フォークが立たないタルトならば一口タルトにするのが正統派)
フォークがまるで立たないタルト生地で食するのに非常に困りました。
周りの女性陣も、タルトと中身が分離してました 爆
まるで、小さいときに初めて親に連れて行った格式ばったレストランで
お肉が切れなくて、勢い余ればお肉をすぽーんと床に落としそうな勢いでフォーク&ナイフで突付かないと・・・^^;;;
(今はそんなことありませんが苦笑)
そんな幼少の光景が蘇りますね・・・。
そのくらい、
食べさせてくれない生地のようです 。んー硬い。
タルトの中身と生地が巧い具合にフォークで一緒に食べれないと軽いショック。
私の場合は、
黒豆タルトで蕎麦の実が入っているせいか そのパリパリ感がいい食感 だったのですが・・・他はどうなのでしょう。
ここまでキルフェボンが有名になった材料を簡単に考えると
マーケティング戦略が巧い。 という事。
パティシエが作ったケーキと同じ値段なのに、実際手の掛からない(手は掛かっても、本物のケーキに比べると世間が絶賛するほどでは)タルトでここまで売り上げを伸ばすとは、芸能人の口込みを付けるなんて・・流石キルフェボン!
マーケティングの凄さに関して、私は絶賛したい。 念を推すようですが、
キルフェボンは確かに食感が最高に美味しいです 。
でも大絶賛するのはもっとパティシエのケーキであって、周りの群集心理に繋がってキルフェボン熱をあげるまでも、ないと思う。
巧い戦略で気付いた面をちょっと書いておきます。
1.芸能人を使った
2.大きいフルーツで女性の心をゲットした
(実際は、先日の京都の野菜と仙台の野菜の何が違うのかと同じで、フルーツの産地が違うにしても味に絶賛するほどの大差はなく、要するに手の掛かり具合が決めてかと) 3.下地を5種類使ってますという売り文句
4.イギリス人好みのような?お洒落な空間
5.なんといっても見た目の美味しそうなイメージ。(いや、実際普通に美味しい)
もっと極端に書くと キルフェボンが進出する前はニンナ・ナンナが有名でした。仙台ではね。
ニンナ・ナンナのタルトの上に載っているフルーツを大きくしただけでキルフェボンになると思う。 もっとも、面白い組み合わせでタルトを作る斬新さはキルフェボンならでは。ですが・・・
それはあくまでも、
マーケティング戦略によるもの 。
コラボが美味しいと思うなら、本物では・・と思うのです。
この件に関しては、ペンディングかも。
食感と香りのコラボは最高です^^
あと、余談ですが店内かなりメルヘンチックです。
しかもこれは凄い!
何か注文すると店員さん「@@@スィル ヴ プレ~!」
そして店員全員が「ウィ~!」
です。
(仏語で、@@お願いします! はい!)
ここは何処?!しかも店員さん全員可愛らしい声揃えてです。
なんて可愛らしいお店なの!と思う方いらっしゃるかも。
とは言いましても、
素直に「とても可愛いらしいお店」 ですが 私はどうも食事中ずっと気恥ずかしかったです(意味不明)。
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